海外旅行にVPNは必要？トラブル防止＆お得技も解説【2025年版】

海外旅行の準備といえば、パスポート・航空券・スマホの充電器…ですが、「VPN」もそのリストに入れていますか？

実は、VPNを入れていないと、空港やホテルのWi-Fiで個人情報が抜き取られたり、日本の動画やSNSが使えなかったりする場面が意外と多いんです。

ここでは、海外旅行中にVPNが必要とされる理由を、具体例とともに紹介していきます。

そもそもVPNの仕組みは？

このように感じている人も多いかもしれません。

VPNは、一言でいえば「安全なインターネットの通り道」を作るための仕組みです。

外出先のフリーWi-Fiや、不特定多数が使うネット環境を使うときでも、VPNを使えば通信内容をしっかり守れます。

さらに、海外から日本のサービスにアクセスしたり、日本にいながら海外限定サイトを利用したりと、ネットの自由度も大きく広がるのが特徴です。

海外旅行にVPNが必要な理由

海外旅行にVPNが必要かどうかは、どの様にインターネットを使用しているのかにより異なりますが、契約しておくほうが安心できることは間違いありません。

以下では、海外旅行にVPNが必要な理由を解説します。

空港・ホテルのWi-Fiは実は危険

空港やホテルのフリーWi-Fiは、便利な反面、セキュリティが脆く個人情報を抜き取られるリスクが高いといわれています。

多くのフリーWi-Fiは通信が暗号化されていないため、あなたのやり取りがむき出しの状態なのです。

実際、ハッカーが同じWi-Fiに接続し、ログイン情報やクレジットカード番号を盗む「中間者攻撃（MITM）」の被害事例も報告されています。

一部の国ではGoogleやSNSが使えない

一部の国ではGoogle検索・LINE・Instagram・YouTubeなどがまったく使えないことがあります。

これは政府によるインターネット検閲によるもので、主要なサービスが意図的にブロックされているからです。

中国では、「グレートファイアウォール（GFW）」と呼ばれる巨大な検閲システムによって、以下がアクセス不可だったりします。

• Google系サービス（Gmail、Google Maps含む）
• YouTube
• Instagram
• Facebook

UAEやイランなども同様で、特に通話機能のあるアプリ（LINE通話・Zoomなど）が制限されやすいです。

VPNがないと仕事に支障が出る

会社のチャットツールや業務システムなどが日本からのアクセス前提になっていることも多く、海外からではうまくログインできないケースもあります。

実際に、仕事先のサイトにログインしようとしてログインページ自体が開かず、かなり焦った経験があります。

そのときはVPNを使って日本のサーバー経由で接続したことで、無事にアクセスできて事なきを得ました。

こうしたトラブルは、海外からのアクセスを制限しているサイトが意外と多いのが原因です。

VPNがあれば、日本からのアクセスと同じ状態を再現できるため、リモートワークでも安心して業務を進められます。

海外ドラマや日本の動画が見られない

日本を出た瞬間、TVerやNetflix（日本版）、Huluなどの国内向けサービスが使えなくなるケースが多いです。

これらの動画サービスは接続元の国によってコンテンツを制限しているからです。

つまり、海外からアクセスすると「この地域ではご利用いただけません」と表示されてしまうのです。

しかし、VPNを使って日本のサーバー経由で接続すれば、日本からアクセスしていることになるので、普段通り視聴が可能になります。

VPNを使うと何ができる？

「VPNがあると安心」と聞いても、実際にどんなシーンで役立つのか、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。

海外旅行中にVPNを使うことで得られる具体的なメリットを、わかりやすく解説していきます。

セキュリティ対策はもちろん、旅をもっと快適にする意外な使い方も見えてくるかもしれません。

通信の暗号化で情報漏洩を防ぐ

VPNを使えば、通信内容を暗号化するので、海外のフリーWi-Fiでも安心してインターネットが利用できます。

海外だけに限りませんが、ホテルや空港の無料Wi-Fiは、セキュリティが甘く、ログイン情報やクレジットカード番号が漏洩するリスクがあります。

ここで、VPNを通すことで、大事な情報が第三者に読み取られないよう保護されます。

日本の動画・SNS・アプリがそのまま使える

海外からでも、日本のコンテンツやアプリを制限なく使いたいならVPNは必須です。

VPNを使えば、接続元の場所を日本に設定できるため、日本国内向けに限定されたサービスにもアクセスできます。

例えば、TVerやNetflixの日本版、LINEの通話機能、銀行アプリなども、VPNを経由すれば日本と同じように使えるようになります。

これなら旅行中にも、気になる日本のドラマやアニメを楽しむのも難しくありませんね。

ネット規制のある国でも自由にアクセスできる

VPNがあれば、中国やアラブ首長国連邦など、ネット検閲の厳しい国でも自由にネットを使えます。

一部の国では、GoogleやYouTube、Instagramなどがブロックされていますが、VPNを使って日本や第三国のサーバーを経由することで制限を回避できます。

実際、中国へ行く旅行者の間ではVPNの事前導入が当たり前になっているほど。

現地に行ってから「SNSが使えない！」と困らないよう、事前の準備が大切です。

航空券やホテルが安くなることもある

VPNはセキュリティだけでなく、旅費を節約できる裏技としても活用できます。

旅行予約サイトではアクセス元の国や地域によって表示される価格が変わることがあるからです。

例えば、日本からのアクセスだと高い航空券が、物価の安い国（タイやマレーシアなど）のサーバーを経由すると安く表示されるケースもあります。

短期の海外旅行でもVPNは使うべき？

このように感じる方も多いかもしれませんが、結論は旅行日数に関係なくVPNがあると安心です。

以下では、短期旅行者がVPNを導入すべき理由と導入方法ついて解説します。

たった数日でもネットのリスクは変わらない

VPNは、旅行の日数にかかわらず必要です。

理由は、海外の公共Wi-Fiを使った瞬間から、情報漏洩のリスクが発生するから。

3日間でも10日間でも、ネットを使う限りは常に危険がつきまといます。

旅中はスマホで地図を見たり、SNSにログインしたりとオンラインになる機会も多いため、短期旅行こそ油断できないタイミングといえます。

無料トライアルで納得してから利用してみよう

NordVPNやExpressVPNなどの大手VPNサービスには、30日間の全額返金保証があります。

実際に海外旅行中に通信速度や接続の安定性をチェックして、万が一満足できなければ期間内に解約するだけでOK。

さらに年間プランを選べば、月額換算で最大60％以上お得になります。

まずは本契約と同じ機能をすべて使ってみて、自分に合っているか納得してから続けてみても良いでしょう。

筆者の実体験レビュー｜VPNがなかったら仕事もブログ更新もできませんでした

「VPNって本当に必要？」とずっと思っていた私が、まさに海外でその重要性を痛感した出来事があります。

以下では、実際にVPNを利用しなかったことで行ったトラブルを紹介します。

ブログ用のサイトも、仕事用のログインページも開けなくなった

タイのホテルで仕事をしようと、自分のブログにログインしようとしたところ、なぜかサイトにアクセスできない…。

それだけでなく、クライアントとのやり取りに使う仕事用の管理画面にも一切入れなくなってしまい、業務が完全にストップしたことがありました。

VPNを使ったら、すべてのログイン問題が一気に解決

調べた結果、「VPNで接続元を日本にすれば入れるかも」と知り、急いでVPNをインストールしました。

設定して日本のサーバー経由でアクセスしてみたら…仕事用のログインページにもすんなり入れました。

旅先でも働きたい人には、VPNは保険として入れておくほうがいい

そんな軽い作業ですら、VPNがなければブロックされてしまうことがあります。

特に海外のフリーWi-Fiは、セキュリティが不安定な場合も多く、情報漏洩のリスクも。

だからこそ、旅行中に少しでも仕事をする可能性がある人には、
VPNはセキュリティ対策以上に仕事を続けるための保険として必須だと感じています。

【注意】無料VPNを使う前に知っておくべきこと

「無料で使えるならそれで十分」と思う方も多いかもしれませんが、実は無料VPNには見落としがちなリスクが潜んでいます。

海外旅行中は、通信環境やセキュリティの重要性が高まるため、選び方を間違えると取り返しのつかないトラブルにつながることもあります。

以下でも無理VPNの危険性について解説します。

無料VPNはセキュリティ面に大きな不安がある

無料VPNの多くは、ユーザーの通信内容を暗号化する技術やプライバシー保護の仕組みが不十分です。

その背景には、運営側が収益を広告やユーザーデータの売却に頼っているビジネスモデルがあるからです。

実際に、無料VPNがユーザーの通信ログや位置情報、閲覧履歴を外部企業に販売していた事例も報告されています。

このような仕組みによって、知らないうちに自分のデータが広告会社や第三者に渡ってしまう可能性があるため、安易な利用は危険です。

通信が遅く、広告だらけで快適に使えないことも

無料VPNは通信速度の遅さや使い勝手の悪さにも課題があります。

なぜなら、多くのユーザーが無料サーバーに集中し、通信が不安定になりやすいためです。

動画視聴や地図アプリが途切れるなど、海外旅行中のストレスになる場面が想定されます。

頻繁に表示される広告により、操作性が悪くなることも珍しくありません。

実質無料で安全に使うなら「返金保証つきVPN」が最適

短期の海外旅行や、まずは試してみたい人には、返金保証のある有料VPNを選ぶのがおすすめです。

たとえば、NordVPNでは、30日間の全額返金保証を実施しており、実質無料でお試し利用が可能。

しっかりとしたセキュリティと快適な通信環境を体感しながら、自分に合うかどうかを見極められるでしょう。

海外旅行におすすめのVPN3選【2025年最新版】

「VPNが必要なのはわかったけど、結局どれを選べばいいの？」という方のために、ここでは海外旅行にぴったりのVPNサービスを厳選して3つご紹介します。

旅行中に重視したいのは、やはり「セキュリティ・通信の安定性・使いやすさ」。

それらをバランスよく備えた信頼性の高いVPNをピックアップしています。

VPNが不要なケースもある？

「便利そうだけど、自分にとっては本当に必要？」と感じている人もいるかもしれません。

VPNは便利で安全性の高いツールですが、すべての旅行者にとって必須とは限りません。

ここでは「VPNがなくても大丈夫なケース」について解説します。

モバイル回線のみ利用でフリーWi-Fiを使わない場合

旅行中にスマホのモバイル回線しか使わない人には、VPNは必ずしも必要ではありません。

モバイル通信は基本的にキャリアによって暗号化されており、第三者に情報を盗まれるリスクが少ないからです。

SIMカードやeSIMで4G/5Gを使っているだけなら、通信の安全性はある程度確保されています。

ただし、SNSや動画視聴などデータ通信が多くなると、ローミング費用や通信容量制限の問題が出るため、そこは注意が必要です。

そもそもネットを使わない旅スタイルの場合

旅行中はスマホやネットを極力使わないという人にもVPNは不要です。

理由はシンプルで、ネットに接続しないなら通信の安全性を気にする必要がないからです。

「旅先ではデジタルデトックスをしたい」という人にとっては、VPNは不要かもしれません。

ただし、現地で突然ネットを使う必要が出る可能性がゼロとは言えないので、念のためインストールだけしておくのも手です。

海外旅行とVPNに関するよくある質問

まとめ｜VPNがあれば海外旅行の安心感が変わる！

• フリーWi-Fiのリスクを避け、セキュリティ対策ができる
• 日本のサービスや動画コンテンツを旅先でも楽しめる
• 海外で仕事する予定があるならセキュリティのためにも必要
• 年間契約はコスパ◎！無料トライアルでお試しも可能

海外旅行をもっと安心・快適に楽しみたいなら、VPNを用意しておくのがおすすめです。

フリーWi-Fiのリスクや、日本のサイト・サービスにアクセスできない不便さを感じる前に、セキュリティ対策を整えておきましょう。

返金保証つきのVPNなら、まずは気軽に試してみることも可能。

旅のトラブルを防ぐためにも、出発前にサクッと準備しておくのが安心ですよ。

楽しい旅行にぜひVPNを利用してみてくださいね。