【飛行機】カメラやレンズは手荷物と預け荷物どちら?三脚や機材を持ち込む際の注意点を解説

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旅行でカメラを持っていきたいけど、預けていいの?

重量制限があるからカメラを持っていくべきか

上記のように、カメラを旅行で使いたいけど、預けていいのかよくわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論から述べると、破損リスクがあるため、機内持ち込み手荷物へ入れてください。

本記事では、カメラやレンズを機内持ち込みすべき理由と注意点を解説しています。

軽量カメラバッグや普段遣いのリュックをカメラバッグにする方法についても紹介しているので、参考にしてみてください。

この記事で分かること
  • 機内持ち込み手荷物にする理由
  • 航空会社の規定サイズや重量
  • 海外旅行時の注意点
  • 軽量化目的におすすめのカメラバッグ・インナーケース
この記事を書いた人

harukino(はるきの)
アパレル企業で3年間カメラマンとして従事した後、フォトグラファー×Webライターとして活動中。モデル撮影・物撮り・ファミリーフォト・スクールフォトなど多岐にわたって撮影しています。趣味は旅行で、19カ国30都市渡航。インド横断などのバックパッカー経験あり。
撮影依頼もお待ちしてます。

目次

カメラとレンズは持ち込みが原則

飛行機に乗る際、カメラとレンズは受託手荷物(預けの持つ)ではなく、機内持ち込み手荷物にしましょう。

受託手荷物とは、飛行機の貨物室に預ける荷物のことで、機内持ち込み手荷物は機内に持ち込める荷物のことを指します。

受託手荷物(預け荷物)だと紛失や破損の可能性がある

受託手荷物として預けた場合、貨物室での取り扱いや輸送中の衝撃で紛失や破損のリスクがあります。海外だとあるあるですが、預け荷物のスーツケースを結構雑に扱ったりします。

普通に放り投げたりするので、カメラ・レンズは破損の原因になるでしょう。また、空港職員がスーツケースを開けて盗むこともあります。

特に高価なカメラやレンズは、盗難や破損のリスクが高いため、機内持ち込みが望ましいです。

重さや長さなど機内持ち込みに制限がある

機内持ち込み手荷物には、重量とサイズの制限があります。一般的な航空会社では10kgまで、LCC(格安航空会社)では7kgまでの重量制限があります。また、三辺の合計が115cm以内というサイズ制限もあります。これらの制限を守りつつ、必要な機材を持ち込むようにしましょう。

おおよその重量とサイズ制限の目安
  • ANAなどの航空会社(レガシーキャリア)では10kgまで
  • ジェットスターなどのLCC(格安航空会社)では7kgまで
  • サイズ:三辺の合計が115cm以内
    ※航空会社により異なる場合があるため、搭乗前に航空会社ホームページをご確認ください。

機内持ち込み対応で軽量なバックパックなども販売されているので、旅行用バッグを購入するのもおすすめです。私は下記のキャビンゼロを購入しました。

受託手荷物にバッテリーは入れない

リチウムイオンバッテリーなどの予備バッテリーは、受託手荷物として預けることが禁止されています。カメラのバッテリーはもちろん、スマホのモバイルバッテリー類も同様です。

預け荷物へ入れられない理由は、リチウム電池やバッテリーは損傷などにより自然と発熱、爆発する恐れがあり、貨物室だと消火が難しいからです。

バッテリー類はすべて機内持ち込み手荷物に入れるように徹底してください。

機内へカメラ・レンズを持ち込む際の注意点・ポイント

ここからは機内へカメラ・レンズ・アクセサリー類を持ち込む際の注意点やポイントを紹介します。

予備バッテリー類はすべて機内へ

バッテリーは損傷により爆発してしまう恐れがあるため、預け荷物に入れられません。カメラのバッテリーやGoProのバッテリー、スマホのモバイルバッテリーなどは機内に持ち込みましょう。

重量・サイズに注意してパッキングする

機内持ち込み手荷物の重量とサイズの制限を超えないように、注意してパッキングしましょう。

おおよその重量とサイズ制限の目安
  • ANAなどの航空会社(レガシーキャリア)では10kgまで
  • ジェットスターなどのLCC(格安航空会社)では7kgまで
  • サイズ:三辺の合計が115cm以内
    ※航空会社により異なる場合があるため、搭乗前に航空会社ホームページをご確認ください。

カメラ機材を持ち込むとなるとそれなりに重量が重くなります。

そのため、なるべく軽量なカメラバッグを選ぶことも重要です。
私はキャビンゼロミリタリー44リットルのバックパックを購入しました。約1.05kgと軽量なので、インナーケースと合わせてカメラとレンズを収納しています。

特にLCCでは機内持ち込み手荷物の審査が厳しいため、なるべくコンパクトにまとめる必要があるでしょう。

harukino

チェックインの際にカメラを首にぶら下げておくと重量としてカウントされない場合もありました。ですが、航空会社によるため、なるべく制限以内におさめましょう。

バッグはなるべく軽量のものを

バッグ自体が重いと、持ち込める機材の量が減ってしまいます。軽量で耐久性のあるカメラバッグを選ぶことで、機内持ち込み手荷物の重量制限をクリアしやすくなります。

軽量なカメラバッグだと下記などがあります。

カメラバッグがなければインナーケースで保護する

専用のカメラバッグがない場合は、インナーケースを使用して機材を保護しましょう。インナーケースを通常のバッグに入れることで、機材の安全性を確保できます。

harukino

筆者は、キャビンゼロミリタリー44Lにインナーケースを入れてカメラを保護しています。カメラやパソコン、衣類などなるべくすべての荷物を一つにまとめたいため、荷物も軽量・コンパクトなものを選んでパッキングしています。

三脚は受託手荷物(預け荷物)がおすすめ

三脚は大きくて重いため、機内持ち込み手荷物としては不向きです。ANAでは、長さ60cm以下の三脚であれば機内持ち込み可能にはなっていますが、重量があるため受託手荷物として預けるほうが良いでしょう。

三脚はカーボン製であれば軽量なので、旅行でも利用したい方はカーボン製の三脚を選ぶと良いでしょう。

飛行機から降りたあとの注意点・ポイント

ロストバゲージ

飛行機から降りた後、受託手荷物を紛失(ロストバゲージ)する場合があります。ロストバゲージした場合、すぐに空港職員に相談し、指示に従いましょう。

ロストバゲージのリスクがあることを考えるとカメラやレンズは手荷物に入れておくほうが安心です。

盗難・紛失に注意

日本国内ではあまりないかもしれませんが、海外では、空港やホテルでの盗難リスクがあるため注意しましょう。貴重品やカメラ機材は常に自分で管理し、目を離さないように注意することが大事です。

筆者は、日本の化粧水を盗まれた経験があります。日本人にとって「こんなものまで!?」と思うアイテムも現地にとっては高級品だったりします。

海外旅行時には荷物の盗難には注意しましょう。

紛失・盗難や破損に備えて保険へ加入しておこう

海外旅行保険への加入

海外旅行保険に加入することで、旅行中の紛失や盗難、破損に対する補償が得られます。旅行前に補償内容を確認し、必要なカバー範囲が含まれていることを確認しておきましょう。

筆者は海外旅行時に楽天プレミアムカード付帯の海外旅行保険を利用しています。プライオリティ・パスも取得できるため、海外旅行好きな方は一枚持っておくと重宝するクレジットカードです。

携行品損害保険への加入

カメラやレンズなどの高価な機材は、携行品損害保険への加入も検討しましょう。この保険は、特定の持ち物に対する補償を提供し、万が一のトラブルに備えられます。

筆者は楽天の持ち物安心サポートに加入しています。今のところ、破損していないので保険を適用してもらったことがありませんが、カメラ破損時のお守りとして加入しています。


まとめ:カメラやレンズはしっかり保護して機内へ持ち込もう

カメラやレンズなどの貴重な機材は、紛失や破損のリスクを避けるために、機内に持ち込むようにしましょう。どうしても預け荷物でしか預けられない場合、破損しないように厳重に梱包し、紛失のリスクなどを理解した上で受託手荷物(預け荷物)として預けましょう。

また、カメラバッグやインナーケースを利用し、しっかり保護するのも大切です。事前に航空会社の規定を確認し、適切な対策を講じることも忘れずに。

カメラ機材は重くて、旅行に持ってくのも大変と思う方もいるかもしれません。しかし、持っていくことで旅行の思い出をより鮮やかに記録してくれるはずです。積極的にカメラを持っていってたくさん写真を撮ってみてください!

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