「まるで海の魔法に包まれたようだった。」
そんな感覚を味わえる場所、それがグレートバリアリーフです。
世界最大級のサンゴ礁で、カラフルな魚やウミガメが目の前を泳ぐ光景は、まるで映画のワンシーンのよう。
しかも宇宙からも見つけられるほどの規模!
グレートバリアリーフと一言で言っても、「グリーン島」と「アウターリーフ」では全然違います。
実際にどちらにも行ってきましたが、それぞれにしかない魅力がありました。
この記事では、体験レポートを交えつつ、グリーン島とアウターリーフの違い、楽しみ方や注意点を紹介します!
「グレートバリアリーフに行ってみたい!」と思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- グレートバリアリーフツアーの体験レポート
- アウターリーフの魅力
- ツアーでの注意点や抑えるポイント
- グレートバリアリーフツアーのよくある質問
harukino(はるきの)
アパレル企業で3年間カメラマンとして従事した後、フォトグラファー×Webライターとして活動中。モデル撮影・物撮り・ファミリーフォト・スクールフォトなど多岐にわたって撮影しています。趣味は旅行で、19カ国30都市渡航。インド横断などのバックパッカー経験あり。
撮影依頼もお待ちしてます。
グレートバリアリーフとは?
グレートバリアリーフは、オーストラリアの北東に広がる世界最大のサンゴ礁地帯です。
なんと約2,000kmにもわたり、大小さまざまなサンゴ礁や島々が連なっています。
宇宙からも見えるほどの規模で、1975年には海洋公園として指定され、1981年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。
海の透明度は高く、シュノーケリングやダイビングのスポットとして世界中の人々が訪れます。
しかし、気候変動などの影響でサンゴ礁が白化している場所もあり、守るべき自然としても注目されています。
グリーン島とアウターリーフの違い
グリーン島とアウターリーフはどこが違うの?と思う方もいるでしょう。
以下では、グリーン島とアウターリーフについての特徴を紹介します。
グリーン島の特徴と距離
グリーン島は、ケアンズから高速船で約45分の場所にある小さな島です。
島全体がサンゴでできており、手軽にビーチやシュノーケリングが楽しめます。
島内にはリゾート施設があり、日帰りでも宿泊でも楽しめる観光地として人気です。
船酔いが心配な方や、気軽にサンゴ礁を見たい方にはグリーン島がぴったりです。
シュノーケリングやグラスボトムボート(底が透明な船)など、浅瀬でも楽しめるアクティビティも豊富に揃っています。
さらにワニの餌付けなどのショーが楽しめる「クロコダイルパーク」もあるので、1日まったり楽しるのが魅力です。
アウターリーフの特徴と距離
アウターリーフは、グリーン島よりもさらに沖にあるサンゴ礁エリアです。
アウターリーフは、ダイビングや本格的なシュノーケリングを楽しみたい方におすすめです。
グリーン島よりも海の透明度が高く、魚の種類も豊富で大きいです。
グリーン島+アウターリーフのツアーに参加しましたが、どちらも魅力たっぷりなので、ぜひ2箇所とも行ってみてください!
アウターリーフツアーでは、「ポンツーン」と呼ばれる海上に浮かぶ施設が拠点になります。
ポンツーンでは休憩したり、ランチを楽しんだりしながら、シュノーケリングやダイビングを気軽に体験できます。
船酔いが気になる方でも、ポンツーンに着いてしまえば揺れも少なく快適です。
グレートバリアリーフツアーのリアルな滞在レポ
グレートバリアリーフツアーで「アドベンチャークルーズ」さんのボートツアーに参加してきました!
友人と一緒に申し込んだのですが、「グリーン島だけのツアー」と「アウターリーフまで行くツアー」でかなり迷いました。
でもせっかくならとアウターリーフまで行く方を選びました。
グレートバリアリーフはケアンズ旅行で一番行きたかった場所。天気の影響で中止になることもあるので、旅行の中日に予約を入れました。
出発は朝早め!リーフ・フリート・ターミナルへ
当日は朝8時前に「リーフ・フリート・ターミナル」に到着。ケアンズ市内は歩いて移動できる距離なので、ホテルからのんびり15分ほど歩いて向かいました。
受付は「アドベンチャーツアー専用」の窓口があるので迷うことはなかったです。
チェックインは英語ですが、スタッフが親切でわかりやすく説明してくれるので安心!
ツアーには日本人もけっこう参加しているので、わからなければ気軽に聞けるのも助かります。
船は3階建てで、3階が甲板。1階と2階は船内の座席ですが、私は船酔いしやすいタイプなので、行きも帰りも3階の甲板で過ごしました。外の風が気持ちよく、景色を楽しみながらリラックスできますよ。
船内で「日本語のアクティビティスケジュール」が配られるので、これは必ずもらっておきましょう!
アクティビティの時間が一目でわかるので、効率よく動けます。
それと、ケアンズの日差しはかなり強烈!
飛ばされにくい帽子やバスタオルでしっかり日焼け対策をしておくのがおすすめです。
ちなみにウェルカムドリンクがあるのですが、出発後は利用できません。出発前にサッと飲んでおきましょう!
グリーン島に到着!のんびりタイムを満喫
グリーン島には約45分で到着しました。
青空とエメラルドグリーンの海に感動!船を降りた瞬間からテンションが上がります。
島はかなり小さくて、徒歩で30分くらいあれば一周できるほどのサイズ。
シュノーケリングも考えたのですが、「アウターリーフで泳ぐ方がいい」とのことで、グリーン島ではまったりビーチタイムを楽しむことにしました。
グリーン島には「クロコダイルパーク」という施設があり、クロコダイルの餌付けショーやウミガメの甲羅ブラッシングが楽しめます。クロコダイルの迫力に圧倒されましたが、動物好きにはたまらないスポットです。
ただ「とにかくのんびりしたい!」という人は、ビーチでゴロゴロするのがおすすめ。
グラスボトムボートで海中観察もできるので、まったり派でも十分楽しめます。
グリーン島滞在時間は2時間しかないので、きれいな景色を眺めたいならビーチでゆっくりがいいと思います。クロコダイルは一度みたらまぁいいかなという感覚です。
いよいよアウターリーフへ!まずはサブマリンへ
グリーン島を後にして、さらに45分ほど船で移動してアウターリーフに到着!
ただし、グリーン島より波が高めなので、船酔いしやすい人は要注意です。
アウターリーフには「ポンツーン」と呼ばれる海に浮かぶ施設があります。
到着したらまず「サブマリン(半潜水艇)」に乗りましょう。
サブマリンは30分ごとに運行していますが、体が濡れていると乗れないので、シュノーケリングの前に体験するのが効率的です。
水中のサンゴや魚を間近で見られて、テンションが上がりますよ。
そのあとはブッフェランチ。種類も豊富でどれも美味しかったです。
コーヒーや紅茶もあって、景色を見ながらのんびりランチタイムを満喫しました。
アウターリーフでの滞在時間は3時間。シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティが豊富に用意されています。
シュノーケルセットやライフジャケットは無料でレンタルできるので、ぜひ活用しましょう!
海は透明度が高く、サンゴや魚がくっきり見えます。
ただ水深がかなり深いので、最初は少し怖く感じるかもしれません。でもライフジャケットを着ていれば安心して楽しめますよ。
時間はあっという間に過ぎてしまい、「もう少し長くいたかった!」と思うほど。
3時間の滞在では物足りなさを感じましたが、最後は着替えて船に戻りました。
ウミガメがすい〜っと泳いでいきます。見ているだけで癒されるので、ぜひスマホやGoProでアウターリーフの海を撮影してみてくださいね!海の生き物はとにかく大きくて迫力満点です!
実際にツアーで感じたグレートバリアリーフの魅力
グレートバリアリーフに行って最も驚いたのは、海の透明度と大きな魚たちです。
グリーン島では、透き通るような海と青のグラデーションに感動。
白い砂浜とのコントラストが美しく、まさに「絵になる」風景でした。今回、カメラは危険なので持っていきませんでした。
ハネムーンで訪れているカップルもいて、ビーチでセルフウェディングフォトを撮影している様子が素敵でした。
さらに、アウターリーフでは、シュノーケリング中にウミガメと遭遇したことが特に印象に残っています。
他にも大きな魚が多く、ナポレオンフィッシュが間近に迫ってきたときには迫力に圧倒というか少し怖さも感じました。
泳ぎが苦手な方には水中スクーターのアクティビティも用意されているので、安心して海の世界を楽しめます。
写真では伝わらない、海中の静けさや神秘的な雰囲気を感じられるのは、グレートバリアリーフならではの魅力だと思います。
グレートバリアリーフツアーで感じた注意点
以下では、実際にグレートバリアリーフツアーで感じた注意点について紹介します。
船酔い対策は必須
アウターリーフへの道中は波が高く、船が大きく揺れることがあります。
酔いやすい方は酔い止めを事前に飲んでおくと安心です。
またアウターリーフまではさらに荒れるので、酔い止めは必須です。
室内は酔いやすかったので、外にいるほうが海風が当たって酔いづらいと思いました。
日焼け対策をしっかりと
オーストラリアの日差しはとても強いです。
日焼け止めだけでなく、ラッシュガードや帽子などでしっかり対策しましょう。
船に乗ってるときも日差しに当たるので、帽子やサングラス、大きなバスタオルがあると良いでしょう。
天候によるツアーの変更
ツアーは天候に左右されることが多く、強風や高波でキャンセルされる場合もあります。
スケジュールには余裕を持っておくのがベストです。
そこまで荒れることはないと思いますが、最終日ではなく旅程の中日にツアー予約しておくと安心です。
荷物は最小限に
ロッカーなどありますが、埋まってしまう場合もあります。
そのため、なるべく荷物は最小限に、お金やスマホなどは肌身離さず持ち歩きましょう。
このような防水スマホホルダーはスマホも紙幣やクレカも入るので便利です。
海の中でも写真や動画を撮れるのでおすすめ!プカプカ浮かぶタイプは万が一落としても浮かんでくれます。
サンゴに触れないよう注意
シュノーケリングやダイビング中は、サンゴに触れたり立ったりしないよう注意しましょう。
サンゴを傷つけるだけでなく、自分もケガをする可能性があります。
アウターリーフではサンゴ礁が意外と深いところにあるので、心配しなくでもいいかも。でも、触らないように注意してください。
ウミガメや魚には触れない
野生のウミガメや魚には触れずに距離を保つことが大切です。
特にウミガメは保護されているため、近づきすぎるとストレスを与えることになります。
ウミガメも警戒心が薄いのか間近にやってきます。触れられる距離にやってくることもありますが、触らないようにそっと見守っていましょう。
5. グレートバリアリーフツアーQ&A
- グリーン島とアウターリーフ、どっちがおすすめ?
-
正直どちらも行ってほしいです。
泳げるのであればアウターリーフ、ゆったりしたいならグリーン島がおすすめです。 - ポンツーンでのランチはどんな感じ?
-
ツアーによって異なりますが、ビュッフェ形式が多いです。
- ダイビング未経験でも楽しめる?
-
体験ダイビングプランが用意されていたので、未経験でもインストラクターが丁寧に教えてくれます。
- 泳ぎが苦手でも泳げる?
-
泳ぎの苦手な人でもライフジャケットが借りられるので問題なく泳げます。やや水深が深いので、少し怖いと感じるかもしれませんが波も穏やか。ライフセーバーも見守ってるので安心です。泳げる範囲も決まっていました。
ベルトラの安心・快適なケアンズツアー
最後に実際利用して大満足だったグレートバリアリーフのおすすめツアーを紹介します。
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まとめ|グレートバリアリーフはツアーで思いっきり楽しもう!
グレートバリアリーフは、ケアンズ旅行で外せないスポットです。グリーン島でのんびり過ごすもよし、アウターリーフでシュノーケリングやダイビングを満喫するもよし。
それぞれの楽しみ方があり、ツアーに参加することで効率よく最高の体験ができます。
特にアウターリーフは、美しいサンゴ礁やウミガメなどの海洋生物との出会いが待っています。
船酔い対策や日焼け対策をしっかりしておけば、さらに快適に過ごせますよ。
「せっかく行くならアウターリーフまで!」が大正解。
グレートバリアリーフの壮大な自然を、ツアーを通じて思いっきり楽しんでくださいね!