【photoshop】バッチ処理を使って写真や画像を一括保存!バッチの作り方と使い方

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こんにちはharukinoです。
今回はphotoshopの便利機能アクションとバッチ処理について解説します。

皆さんphotoshopのバッジ機能はご存知でしょうか。

Photoshopで沢山の写真を編集した後に一つ一つ保存するのって、結構手間ですよね。

3枚くらいの編集であればファイル→保存の操作だけでもそこまで時間はかかりませんが
20枚、30枚になってくると話は別です。



そんな時に便利な機能がアクションツールバッチ処理機能
このツールを利用すれば今まで手動で保存していた画像を自動化してくれます。

harukino

筆者は仕事柄100枚以上編集することがあるのでアクションとバッチ機能は頻繁に使っています。

フォトグラファーとして活動している方やデザイナーさんは覚えておいて損はない機能です。

ちなみに、大まかな流れとしては下記の通り。

1.アクションツールにて自動保存する為の[保存]アクションを作成

2.[保存]アクションを使用してバッチ処理にて一括処理



今回はPhotoshopでの保存を自動処理してくれるバッチ機能とその設定方法について解説します。

目次

アクションを作成

まずはアクションを作成します。

メニューバーのウィンドウ→アクションツールを選択。

その後、+マークが表示されているボタン(新規アクションを作成)をクリックしてください。



アクション名を決める

新規アクションを作成する際、アクション名を決めます。

特に決まりはありませんので自身が分かりやすいアクション名を入れてください。

ここでは『保存テスト』というアクション名で作成します。

録画中になっているか確認

次に「保存」のアクション内容を記録させます。

新規アクションを作成すると赤丸が表示されますが、この赤丸は録画中のマーク
この状態で作業を行うと自動的に作業が記録されます。


作業内容を記憶する。これがアクションの機能です。

録画中に保存内容の作業を記録させる

開いている画像ひとつだけ選択して通常通りJPEG保存を行なってください。

今回はJPEGで保存する為、JPEGオプションで画質の指定を行います。
高画質で保存したいので画質:12を選択。

JPEGで画質を変更したい場合は数値を変更すれば変えることができます。
あえて画質を落としたい場合は数値を10などに設定しましょう。
低画質で保存したい場合はJPEGオプションで数値を下げて録画保存すればOKです。

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ファイル形式や画質を変更したい場合はアクション内に拡張子の変更、画質の指定などを記録させるようにしてください。

指定のフォルダへ保存

画質を指定した後、指定のフォルダへ保存します。
保存先は指定のフォルダを作成。


この保存先のフォルダについてはバッチの中で後ほど指定しなおす事ができるので、一旦そのまま進行します。

録画を止める

指定フォルダへ保存ができたら一旦録画を止めます。止め方としては四角マークを押すだけです。
これで録画は停止します。

アクションが作成されているか確認

次に録画されたアクションを確認しましょう。
きちんと保存アクションが作られているかを確認してください。

確認すると先ほど作成した『保存』アクションが追加されているはずです。
プルダウンをクリックすると録画された作業内容の詳細を確認することができます。

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今回は『保存』のみアクションを作成しますが、アクションツールは作業を効率化してくれる便利ツール。
色んなアクションを自分好みにカスタマイズするのがオススメです。



バッチ処理を行う

アクションツールにて事前準備が完了したので次はバッチの処理を行いましょう。

バッチ処理は
メニューバーのファイル→自動処理→バッチで選択します。


アクションを指定

先ほど作成したアクションをプルダウンから選択します。

今回は『保存テスト』のアクションツールを作成したのでこちらを選択。
また、ソースは『開いたファイル』を選択します。



バッチ処理実行後のフォルダを指定する

次に実行後の保存フォルダを指定します。
実行後フォルダは『保存して閉じる』など他の指定ができますが、『フォルダー』を選択。


選択ボタンでは、保存したいフォルダを指定しましょう。
今回は「保存データ」というフォルダへ保存される様に指定しました。
別名で保存コマンドを省略”もチェックしましょう。



ここまで来ればあとはOKボタンを押します。
すると画像は自動で書き出し(保存)され、画像は自動で閉じられます。

指定フォルダに格納されているか確認

最後に指定したフォルダに画像が格納されているかを確認してみましょう。

先ほどバッチ処理時に『保存データ』のフォルダ内へ保存する様に設定しました。
その為、バッチ処理が完了した後は、下記のように自動で画像が入っているはずです。

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画像が入っていない場合は保存先を間違えているかもしれないので再確認してみてください。

バッチは何度でも使える

今回作成したアクションおよびバッチは何度でも使用することが可能です。

バッチ処理の注意点としては、バッチ処理画面で必ずフォルダを指定し直す必要がでてくることです。

指定しない状態でバッチ処理を行うと、一番最初にアクション内で作成したフォルダへ保存されてしまいます。

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バッチ処理専用の保存フォルダをデスクトップ上に作成、そこに保存していく方法がオススメです。
この場合、バッチ処理前にフォルダ指定する必要もないのでオススメです。


まとめ

今回は写真編集で効率化できる方法の一つとしてバッチ機能を紹介させていただきました。

大まかな流れとしては

1.アクションツールにて自動保存する為の[保存]アクションを作成

2.[保存]アクションを使用してバッチ処理にて一括処理



この流れになります。
また今回はアクションツールで保存用アクションを作成しましたが、アクションツールは保存アクションだけでなく、色味の変更用のアクションや選択範囲の自動アクション化など自分好みに作成することができます。



アクション→バッチ処理の一連の流れはphotoshopを扱うにあたって覚えておいて損はないです。

バッチ機能は簡単に設定できますし、大量の画像や写真を編集する場合はマスト機能といっても良いです。

harukino

一括で画像を保存してくれるだけでだいぶ効率的になります。
アクション機能も駆使すれば単純作業はすべて自動処理すればOKだったりします。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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